2007年3月22日

大きな柳の木の下で。

先週の金曜日、16日の事ねコレ。公私共々、何やらバタバタしてたんで、エントリーしないでいたんだけど、節目だからね。娘が幼稚園を修了、卒園式でした。メデタシ(^ ^)b。

通っていた幼稚園は、私も通った所。ま、後輩にあたる訳だ。昔から送迎バスもないし、メインになっているバス通りから奥まった場所に建っているんで、子らはホトンドが徒歩。今の時代になっても、テクテクと朝歩いて通園。昔は朝一人で家を出て、幼稚園までの道を淡々と歩いていたんだけど、さすがにこのご時世となると、保護者同伴。毎日、家人は送り迎えが大変だった。ちなみに私も時々同伴。

思うに、市内中からバスとかでかき集められるよりは、自分の足で歩いて通うのは、すごく良い事なんだと思う。道端でタンポポが咲いたとか、そこの家の塀の上でカマキリに威嚇されたとか、とある曲がり角の家の犬はいつも吠えているとか、今日は暑かったとか、雪が降ったとか…。季節を学ぶとか、そういう大それた事ではなくて、見つけて感じる事を覚える。そんな大切な事をいっぱい学べるんだと思う。

休日とかで時々娘と近所を散歩するとたくさんの事を教えられる。あそこの公園の木には気持ちが悪いキノコが生えているとか、道沿いの林から凄い風の音がするとか…。たぶん、私より近所の事を知っている。目的を持って道を歩く大人には、とうてい発見できない。いずれ大きくなれば車とかの楽する道具を覚えるのだろう。小さい頃は誰でも自分の足で歩いていっぱい発見をする事が大切なんだね。

終業式のお別れの歌で教えられた。その幼稚園の庭には大きな柳の木があった。そう、昔からあった。私が通っていた時にも確かにあった。世代を超えて私たちの成長を見守ってくれた大きな柳の木は今でもある。子らが唄う歌を聴いてただ単純に「そうだったな」と思った時、何だ不思議な感じでジンとしてしまった自分にも、まだ、感じる心があるんだろうなと少しうれしくなったのを覚えている。

4月から娘が通う小学校はその幼稚園とは逆方向に位置するんで、暫くはその柳の木の姿を観る事もないのかなと、何だか寂しげな気持ちになったりして…。って、かんじんの娘は卒園なんてどこ吹く風ってな感じ。でもね、いずれは、大きな柳の木が「ある」ことに気がつくと思うんだな。コトバアソビではなくて、ただその存在に気がつく。そんな時が来るんだと思う。

まずは、オメデト。そしてガンバレ。